彦根城をプチ観光 見所もちょこっと教えます
新しい(中古)カメラを購入したので、試し撮りに彦根に行って来ました(12月の事ですけど)
まず向かったのは彦根城博物館
うちのおじじが出資した博物館としても知られてはいないですけど、田舎なのを良いことに結構ゆったりとした作りになっていて、井伊家ゆかりの品々が展示されています
また、当館の珍しい特徴として、当時井伊家やその家臣の住んでいた御殿を復元し、そのまま別棟となっています(山の上にあるお城は往来が大変であることから、平時はこのように御殿や平地に建てられた支城などで生活するのが一般的でした)
勿論庭園も館内(外?)に
丁度博物館の方が庭を手入れしている最中でした
次に向かったのは彦根城。金亀山に建てられたことから金亀城の別称もありますが、地元民にとっても彦根城の呼び方が一般的
彦根城、彦根城博物館、そして玄宮園はセットで買うと少しお買い得に。また、彦根市民には定期的に割引券が配布されるそうです
写真は彦根城最大の特徴である「天秤櫓」です
長浜城から移築されたとも云われるこの櫓は、世界で彦根城のみが持つ独特の防御設備だそうです
正面から見るとこう、天秤のように見えることから名づけられたとか
左右の櫓がお互いをサポートするように造られていて、さながら日本流の星形要塞(フランスが起源の、五稜郭みたいなお城)と言った所でしょうか
この天秤櫓は内部の見学が可能になっています
ただの櫓ですので、貴重な文化財はありませんが、この写真は櫓の鉄砲襖から見た光景になります
天守閣へ繋がる道はこの橋だけですから、この橋を落としてしまえば陸の孤島へと変身し、本丸に攻め入るのは非常に困難だったことでしょう
彦根城は平山城なので、このように石垣の上からでも彦根の街並みを見渡せます
確かDEPOが建ってる辺りの奥の方が佐和山城跡だったかな
最後に、こちらが天守閣です
彦根城はいわゆる現存12天守の一つで、12天守の中では唯一勅命(天皇の命令)によって保存が決定されました
石垣が広いので高角で取るとどうしてもちっちゃく見えてしまうのですが、それでも近くに依るとかなりの迫力
にわかにお城パワーを感じ取ったので、城プロのガチャを回します(単発ですけど)
まあ当たり…ですかね…?
一旦彦根城から離脱、キャッスルロードから少し外れた所にあるハンバーガーショップ「サンバーガー」へと向かいます
このお店の特徴は近江牛を使っていることでしょう
味付けもジューシーで鮮度感が良く、バクバクと食べ進められます
調子にのってデザートのパンケーキも注文
舌触りがよく、林檎の酸味とまったりしたパンケーキの味が上手く絡み合う絶品です!
彦根はこの他にも沢山の美味しい洋菓子店を構えている、隠れた洋菓子の街でもあります
神戸や京都の美味しい喫茶店を網羅した方も、一度足を運んでみると意外な出会いがあるかも
柵の中が餌場になっているのか、何か啄んでいるようです
ここに閉じ込められている訳ではなく、堀の外でうろうろしている時もあるとか
余談ですが、親鳥にいじめられた雛が長浜まで逃げ出した事件が起きたらしいですね
実は一枚目の写真に写っている旅館には宿泊することが出来ました。
しかし、2016年に安全を考慮し廃業。建物自体が貴重な文化財であることから、恐らく補強などが行われたとしても、営業が再開される望みは薄いのでしょう
しかし、もう一棟は今でも抹茶の体験が行われているようでした
帰り道で、不浄航路完成を祈願するべく護国神社に参拝 完成しましたか…?
この日は定休日でしたが、寂れたように見えるこの商店街にもとても美味しいジェラットリアがあります