BEL AMERのショコラ雅
今回は日本のショコラトリーBEL AMER京都別邸より、ボンボンショコラの《ショコラ雅》をご紹介
まずは京都別邸について軽くお話しましょう。
今回は珍しく店頭の写真を撮っていました。ここもご近所さんのMARIEBELLEと同じく、昔ながらの町屋をリノベーションした店舗でございます
京都別邸はBEL AMERの出店した特別な店舗で、専用の工房を保持しいているためカフェと独自のシリーズを展開しており、他のテナント店とは別の店と言って良いでしょう
ベルアメールと言えばパレショコラのようにユニークなチョコが有名ですが、ショコラ雅は京都別邸の中でも代表的なシリーズとなります
今回は4粒入を入手。現在12種類あり、中身は店頭で選べます。勿論、袋のバラ売りも可能
ベルアメールのパッケージは宝箱のように色彩豊かでありながらも落ち着いたデザインにまとまっていて、眺めているだけでも気持ちが満たされます
購入したフレーバーは胡麻オリーブ、西瓜レモネード、日本酒アールグレイ、苺ローズマリー
どことなく椎名林檎の曲名のようでありますが、これはショコラ雅のコンセプトである和洋折衷を企んだものとなっております
実食
・日本酒アールグレイ(右下)
日本酒のキレのある香り、清涼感のある辛みを含んだビター系のチョコ。甘味はまったりしていて、全体としては味のバランスがよくそれほど尖った味ではありません
紅茶っぽさはあるもののベルガモットの香りが弱く、あまりアールグレイ感はなかったです
・スイカレモネード(左下)
ルビーチョコにスイカピューレを入れたボンボンです
スイカのジュワってくる甘味がそのまんまチョコになったような、ルビーチョコのフルーティーな酸味も合わさりさっぱりした味わいです
ただ、これもレモネード感は弱め。
・イチゴローズマリー(右上)
スイカレモネードとは異なり、ピューレではなくガナッシュが入っています
味の系統としてはスイカレモネードに近いですが、チョコレート感が強め。カカオが強くしっとりした後味になっています
・胡麻オリーブ(左上)
マイナーなようで以外と多い胡麻のプラリネ。
食べる前から胡麻の焙煎香がしており、恐らくクーベルチュールに混ぜ混んだのだと思います
塩気、ロースト感ともに弱くまったりした味わい。かなり胡麻の形が残っていて、噛む度に胡麻の優しい香りが溢れてきます
全て食べた感じ、やはり胡麻オリーブが一番好みですね。プラリネは正義。
ベルアメールは実験的なフレーバーが多く、しかし外さない味で手軽に手を出せるのが魅力だと思います